
小学校5年生の夏休みの自由研究で、スチール缶とアルミ缶を自動分別するゴミ箱を発明し、翌年の小学校6年生で特許を獲得した神谷明日香さん。

発明のキッカケは?
「おじいちゃんが空き缶を苦労して仕分けている姿を見て、簡単に分別作業ができる方法がないか考えました。その時、理科の授業でスチール缶は磁石にくっついて、アルミ缶は磁石にくっつかないことを思い出して、磁石を使えば簡単に分別できるのではと思いました」
昨年、そんな発想から生まれた、この商品の仕組みを実験できる教材「空き缶分別スライダー」が発売開始!

「空き缶分別スライダー」で説明してくれた明日香さん。すべり台の板の一番下に、磁石とプラスチックの薄い板が設置されていて、アルミ缶は真下、スチール缶のみ磁石の方に落ちていきます。

「仕組みは、磁石をつけた定規に空き缶をくっつけて遊んでいた時、磁石を付けた定規にくっついた缶がシュッと外れた動きをみてひらめきました」

坂の角度によって変わる空き缶の速度、プラスチックの板の長さによって、分別の精度が変わります。様々な角度、長さで何度も実験し、一番分別の精度が上がる角度と長さを探しました。


次々と新しいものを発明する明日香さん。悩んだときはどうしているの?
「失敗した時、それを直すためにはどうすればいいか考えることが一番大変。アイディアは思いつくけれど、それをカタチにする方法が分からない時は、お父さんに相談します。そうすると、「じゃあ、こうするのはどう?」とカタチにするのを手伝ってくれたり、
具体的なアドバイスをくれるんです。まるで“上司”と“部下”のようですね(笑)」


そう話しながら、お父さん・豊明さんに笑顔を向けた明日香さん。お父さんによると、「出張中に明日香から、“こういうものを作りたい”と色々メールが届いて。出張から戻ってきたら、すでにその作品が出来上がっていたこともありました(笑)」ということも!
困ったときだけでなく、常に自分の思いを伝えられる、頼りになるお父さんの存在が明日香さんの発明を支えていました。


そんな彼女が掲げる今後の目標とは?
「ものづくりは考えるまでは大変だけど、作り出すと楽しい。出来たときに、「あ!成功した!」と嬉しくなる瞬間が大好きです。これからも“役に立つもの”をテーマに色々作り続けていきたいと思います」
