
Q.ずばり
クラウドファンディング
の魅力を教えてください。
人が何かを実行するときに障壁になるのが、時間・お金・人脈だと思っています。学生って時間はあって、学生というだけで意外と社長が会ってくれたりするので人脈もつくれて、頑張れば2つの障壁は乗り越えられるんです。
でもお金を稼ぐためにアルバイトをすると、時間を売ってしまうんですよね。
なので、お金の障壁を越えられるクラウドファンディングは若者に良いツールだと思っていて、クラウドファンディング勉強会を開催しました。その後、利用し始めた学生もいたんですよ。
そのクラウドファンディングを始めた
学生さんに、どのように
アドバイスされましたか?
やりたい気持ちは充分に伝わってきましたが、支援者のメリットや社会への利益が足りてないよねっていう話をしました。
ただ個人的な目標を叶えるために「支援してください!」と言っても、誰も投資しないじゃないですか。
なので、「この経験を活かして、学生にもっとクラウドファンディングを広めます! 」とか、目標達成後の約束をつくって、支援側にこの企画に関わって良かったなと思ってもらえるような見せ方を工夫するようにアドバイスしました。
自分の気持ちだけではなくて、
相手や社会にとって魅力的なのかを
客観的にみることが大切なんですね。
ポイントとしては相手側に立つことが大事だと思います。なので、身近な人に意見を聞いたりするのも良いですね。そうやって自分の考えを見つめ直すのも大切だと思います。
それはクラウドファンディング
だけではなく、人生を歩むための
プロセスにもなりますね。


Q.最後に夢や目標を
叶えるために必要だと
考えることは何ですか
人間って願ったものにしかなれないと思うんです。プロ野球選手になろうと思わなかったらなれるわけがないですしね。今、自分が考えていることが未来を左右するので、思い描いた人生を見直してみて、違うなと思ったら変えていかなきゃいけないと思います。
あとは目の前にある小さい目標を達成できない人は、大きな目標も達成できないと思うので、学生はまず目の前にある勉強を頑張るべきだと思います。
そういったものを大切にすれば、うまく自分で歩めるようになって、夢や目標に近づけるかと思います。




PROFILE
nasic生
学生情報センターグループ「nasic」に通う、名古屋市立大学3年生。クラウドファンディング勉強会など学生向けの各種イベントを企画するほか、特定非営利活動法人「AIESEC in Japan」名古屋市立大学委員会の委員長を務め、海外インターンシップを運営。